バリオズミクロン

そりゃ「ライツ」のレンズ憧れてましたよ。
数値的な性能は「ライカ」レンズのほうがイイんでしょうけどね。
響きがですね、「ライツ」って言われると「んーっ」てなるわけですよ。
ライツとツァイスはエライって刷り込まれてますから。
で、ツァイスは何となく使う機会があって確かに違うの知ってるわけですよ。
コンタックスG1,G2のレンズはホント素晴らしいですから。

で、京セラだと。
で、パナソニックはどうなんだと。
まったく信用してませんでしたね。
「ライツ」じゃないし。
しかもデジタルフォーマットだと歪曲だの収差だのソフトウェアでごまかせちゃうっての聞いて更に「どうでもいいや」となってました。

でもですねぇ、LX5を使っていると「これってレンズの力?これがライカマジック?」と思えるときがタマに出てくるんですよ。
例えばデジタルコンパクトカメラとしては秀逸なボケ味。
35mmフィルムでしか使ったことないので比較自体無茶がありますが、あえて記憶を引っ張り出しますとペンタックスFA☆24mmF2のボケより圧倒的に自然だと思うんですよ。
結果、室内で天井に付いてる一般家庭の電灯器具イッパツでも立体感みたいなのがでたりしますし。
ま、その辺は何に起因するのか正直不明ですがオマジナイ程度ですが「ライカ」って書いてあるレンズも悪くないかなと。

あ、無茶な逆光には弱いかもしれませんけど。
派手にゴースト出ますから。
でも、また逆光でこそ「お?」っていう写りをするのも事実ではあります。

焦点距離35mm AモードF2.3 フィルムモード「ネイチャー」